当連絡会では管理組合運営やマンション生活で知りたいことや困ったことがあれば、ボランティアでご相談に応じています。ご相談いただいた中で共通的な事例について「よくある質問」にまとめました。

理事会運営について

【Q】高齢化が進み、役員のなり手が不足に悩んでいます。1年任期の輪番制ですが、高齢化、認知症等様々な理由により、役員のなり手がいなくなってきたため、第三者管理の導入を検討しようと考えています。その場合の依頼先や、相談先などが分かれば教えて欲しい。また、外部専門家とはどのような人たちを指すのでしょうか。

【A】外部専門家は一般的にマンション管理士になります。多摩マンション管理士会があるので、そちらに相談されるのが良いと思います。
URL:http://www.tamamankan.jp/index.shtml
但し、第三者管理方式には利益相反となるケースもあるため注意が必要です。詳しくは当会へお問い合わせください。

【Q】理事の選任の件ですが、今までの1年任期の輪番制では、高齢化が進む中で難しくなってきています。何か良い方策はありませんか。

【A】高齢化が進む中で、毎年輪番制で役員の持ち回りをするのは無理があります。そこで、住民の中からある程度の報酬を支払う形での常任理事制に改めた組合もあるようです。もしくは、管理費の増額に繋がりますが、民間マンションのように全部委託に切り替える組合も出てきています。
他にも、公社公団系で出納業務以外にも、理事会支援業務等も含んだサービスを依頼している組合もあります。詳しくは当会へお問い合わせください。

【Q】重要書類(保険証券等)の保管は一般的にどのようにしていますか。

【A】昔は貸金庫に保管するケースが多かったようですが、ここ最近は、管理室や集会室に金庫を設置し、そこで保管するケースが多いようです。

【Q】ベランダでの喫煙で困っています

【A】ベランダでの喫煙を規約で禁止している組合もあるようですが、多くは居住者へのお願いとして、張り紙や、広報紙での通達、場合によっては直接お願いに行くケースが多いようです。最近は住戸用のクリーナーが販売されているようなので、その辺りの情報も添えて、協力頂くように啓発活動をしてはいかがですか。

建物・設備の維持管理について

【Q】エレベーターのロープの交換時期はどの程度ですか

【A】エレベーターの機構や頻度によって様々ですが、一般的に10年程度のようです。定期点検の際に、写真やロープ径の計測なども行っているため、劣化状況は報告書で確認できます。

【Q】給排水管更新工事の際に、「配水管がスラブ下になっている場合、スラブ上にすべき。」との意見を聞きますが 、そう考えることの妥当性は何ですか。

【A】排水管の材料が塩ビ管か樹脂の場合は、50年程度耐用年数ありますが、鉄管の場合は30~40年程度で腐食により穴があく事があります。特に排水管の場合は給水管と違ってきれいな水ではないため、漏水した場合、被害者となる下階の住民にとって衛生上の精神的ダメージもあります。横引排水管がスラブ下の場合は、漏れた水がそのまま下階の天井から降り注ぎます。スラブ上に有れば漏水はスラブのコンクリートの上に溜まりますので、一部はひび割れなどの部分から下階に滴り落ちますが、被害はかなり軽減されます。
さらに、スラブ下配管の漏水箇所の修理は下階の天井を開口して行いますので、被害を受けた下階の住人にとって、さらに負担を強いられることになります。
上階の居住者にとっても、修理工事の日程が下階の居住者の都合に左右されますので、排水の使用できない期間が長引くことも考えられます。

【Q】配水管をスラブ下からスラブ上にできない場合、考えられる理由は何ですか。

【A】① 給水、給湯管は管も細く、配管経路も融通が利きますが、排水管は管が太く、水を流す勾配を取らなければなりませんので、床板とスラブの間に充分な配管のためのスペースが必要になります。もともとスラブ下配管であった場合は、このスペースが取れない場合が多く、その場合は床を少しかさ上げして配管スペースを確保しますが、これによって、床は配管部分と居室との境などに段差が出来、高齢者にとってはバリアフリーでない使いづらい床となります。
② 配管ルートが変わったり、床のかさ上げなどによって工事期間が長くなりますので、居住者の負担も大きくなります。
③ 浴室がタイル張りなどの在来型浴室の場合はユニットバスへの交換工事が必要となりますので、この費用負担をどうするかという問題が発生します。

【Q】給水管、または排水管の片方だけを工事(更新など)することは現実的でしょうか。またはそれだけの年数がたっているなら両方一緒にすべきでしょうか。

【A】① 予算の関係で時期をずらして給水管、排水管の片方だけの工事とする例は多くあります。しかし、工事のために解体、復旧する内装工事の範囲は重なることが多く、同時工事としたほうがトータルコストは安く済むと思います。
② 給水管と排水管の材料が異なっていて、更新時期に大きな違いがある場合には片方だけの更新とすることも考えられます。

入会について

【Q】入会手続きを教えてください

【A】「各種手続き」ページをご覧ください。

【Q】入会したので会員ページを見るために会員登録をしたいのですが・・・

【A】本ホームページから会員登録をすることが出来ます。手順はここ(新規会員登録手順)をクリックすると表示されます。上手くいかない場合は「お問い合わせ」から状況をお知らせください。

本サイトについて

【Q】会員ページを見るためのパスワードを忘れました

【A】これまでのパスワードをリセットして、新しくパスワードを設定してください。手順はここ(会員パスワードリセット手順)をクリックすると表示されます。

【Q】パスワードを変更する方法を教えてください

【A】変更手順はここ(会員パスワード変更手順)をクリックすると表示されます。